「こころの知能」に欠かせないもの、
それは語彙力です。

自分の感情を明確にし、
正確に表現する語彙力は必要です。

こちら、

「あなたの役に立ったらいいな~!」

公認心理師ふわりの気まぐれページです。

 

コミュニケーションをとるため、
相手のためだけではなく、

自分を知るためにも
語彙力を身に着けてほしいのです。

 

例えば、「なんだかイライラする」
それは怒りなの?焦りなの?
不安からくるものなの?
っていうこと。

 

「イライラ」を正確にとらえる
感情ボキャブラリーって何か、

言葉をきちんと考えていくことは、
自分の感情を
冷静にとらえていくことにつながります。

 

自分を知って、
自己分析ができるってことですね。

 

特に怒りは一時感情だと言われます。
怒りの中には
根本的な感情が隠されている
ということなんです。

 

そこに気付いて、
正確な言葉で感情表現すると、
人間関係が変わります。

 

例を挙げると、
子どもの帰りが遅くなった時、
たいていの親は子どもを叱ります。

でも、純粋な怒りから叱るわけではなく、
心配していたからこその怒りなんです。

 

そこが分かっていれば
「なんで帰りが遅くなったんだ!」から

「帰りが遅かったから心配したのよ」と
叱り方が変わるんです。

そうなると、相手である子どもは
どう感じるか、ですよね。

 

たとえ口に出さなくても、
「楽しくて時間を忘れていたんだもん、
仕方ないじゃない!」
から、

「心配してくれたんだ、
心配かけて悪かったな。」
となりますよね。

 

親の心配していた感情が
子どもに伝わるのです。

 

日本人のいけないところ、
「言わなくてもわかるだろ」
は幻想なんです。

 

お互いエスパーじゃないんですもん。

言わなくちゃ相手に伝わらないし、
理解もされない。

 

相手に自分のありのままの
感情を伝えるために、
自分の感情をそのまま表す語彙力は
必要不可欠ってことです。

 

語彙力を身に着けるには、
類義語・対義語辞典を眺めるのもいいですし、

今は「感情カード」なんてのもあって、
カードを引きながら、
そのカードを表す感情ボキャブラリーを考え、
感情を基にした物語を作る、
なんてゲームをするのも楽しいでしょう。

 

ご自身の心を見つめながら、
感情ボキャブラリーを
ともに増やしていきませんか?

 

あなたの心、ふわりと軽く♡

 

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