「秋の日はつるべ落とし」
と言う言葉をご存じですか?
教師時代、この言葉を聞いた子どもが、
タイトルのように聞いてきたんです。
鶴瓶さんの頭って、確かに光り輝く太陽に似てる、
なんてその子は、変に納得してましたが・・・。
今はもうほとんど見かけなくなった井戸。
昔は「お菊」、
現在は「貞子」で有名ですが、(笑)
井戸の水くみ用の桶や
それを引き上げる仕組み全般を「つるべ」と言います。
井戸につるべを放り入れると、
その重さであっという間に井戸の中の水面に
桶が到達します。
秋の夕日があっという間に落ちるさまを
そのつるべにたとえた言葉が
「秋の日はつるべ落とし」です。
実際に井戸のつるべを操作したことのある方は
現代は少ないのでしょうね。
万有引力発見のニュートンが日本人だったら、
「リンゴ」ではなく、「つるべ」から発見してたかも?
でも、本当に秋の日はあっという間に落ちちゃうの?
実は半分はあってそうです。
と言うのも、9月から11月にかけての日没時間が
急激に早くなっているんです。
日没時間が早くなれば
あっという間に夜になる気がしてきちゃいますよね。
薄明るい夕方の時間も、
当然のことながら、
夏に比べると秋は短くなる。
あとは季節的な感覚に胡麻化されていますね~。
活動的だった夏に比べると
秋はゆっくり停滞していく感がある、
そこから、今後活動的に向かう春より
短く感じられてしまうようです。
♪気分なの~ 気分が大事
なんていう歌がありましたが・・・。
秋の夜長、
とはいっても、春夏秋冬、
1日の時間は24時間に変わりありませんが、
ちょっとゆったり過ごせると
いいですね。
あなたの心、ふわりと軽く♡