手伝いと言うのは、
とても大切な社会勉強です。
生活に必要な物事を
学べるからです。
と同時に、
子どもの自己肯定感・自己有益感を
育てます。
また、手伝いの中で
学習の基礎をも学べます。
手伝いをさせないというのは、
子どもの教育の機会を奪ってしまうだけではなく、
心の成長の機会をも失ってしまうということ。
ぜひ、手伝いをさせてください。
その際、親が注意すること。
子どもに振り分けた家庭内の仕事は、
「手伝い」ではなく、
その子の「仕事」にしてくださいね。
どう言ったことかと言うと・・・。
我が家では、ご飯を炊くのは子どもたちの「仕事」でした。
ですので、夕方、炊飯器がセットされていなくても、
声をかけることなく放っておきました。
その責任を自覚してほしかったからです。
結果、おかずはあってもご飯が食べられない
と言う日がごくたまにありました。
もちろん自分で自覚すればいいことですので、
叱ることもせず、
食卓にはおかずだけ並べたのです。
家族団らんの時が気まずくはなりましたが・・・。
また、土曜日or 日曜日は掃除の日。
掃除の時間を1~2時間とって、
家族全員でローテーションで分担してするのです。
分担箇所が早く終わればさっさと片付けて
自分の時間とします。
きちんとされている、されていないと言った
評価は一切しません。
親が掃除のし直しをするといったこともしません。
結果、きちんと掃除されていないと、
次自分の番の時に大変さを感じることになる、
子どもたちは自然と気づきます。
「先週ここ掃除したの誰~?」
なんて愚痴も出ますが・・・。
あと、手伝いを責任のある子どもの仕事とはしますが、
子どもをほめることを忘れずにしてください。
「いつも助かるよ」
「さすが〇〇ちゃん」
こういった言葉は
誰かの役に立っているんだという
子どもの自己有益感を育み、
それが生きることへの自信につながります。
上手くできていないところは
「こっちはとっても上手にできたから、
ここをもう少しこうするといいよ。」
と、できているところをほめて、
そのあとアドバイスと言う形で
子どもに指し示しましょう。
「ここができてない」
「こんなこともできないの」
それらはNG言葉。
自分が職場で上司からそんないい方されると
とっても嫌ですよね。
それと同じです。
結局子どもの手伝いは
親の忍耐の上に成り立つものかもしれません。
あなたの心、ふわりと軽く♡