これまでの記事で、
便宜上毒親をパターン分けしてきましたが、

実際には複雑で、分けられないものなのです。
その点、ご承知おきください。

 

また、子どもの自立した将来を思うが故、
子どもを躾ける上では必要なこともあるのです。

こんなこと言ったりしたりしたら
「毒親」じゃないか、なんて
心配しなくても大丈夫。
そう思うこと自体が枷となって、
「毒親」にはなりません。

ではここで、どんな親が「毒親」と呼ばれるのか、
実際の事例をあげていきたいと思います。

 

まずは「この子は私がいないとだめなのよ」が
口癖の母親の事例です。

 

幼い頃、お嬢さんが人見知りだったこともあって、
知人・友人に「この子は私がいないとだめなのよ」を繰り返し、
いつの間にかそれが口癖になっていたようです。

 

おそらく初めは人見知りのお嬢さんのことを
心配してだったとは思いますが、

学校での様子を事細かく聞きたがり、
それに対し「あなたはそんなんだからだめなのよ」と
叱責とともにいろいろと口出し、

高校も大学も経済的に苦しいからとの理由をつけて、
「お母さんが決めたところに行きなさい、間違いないから」と、
自宅から通える範囲内の国公立に決められたそうです。

 

就職先も勝手に決められそうになった
お嬢さんがとうとう切れて、
他の県に就職して家を出たとか。

 

ところが、これで終わりではなく、

毎晩お母さんから電話がかかり、
学生時代と同じ、電話でダメ出しをされる始末。

 

電話に出ないと出るまで電話が鳴り響き、
着信拒否をしたら、

翌日会社に電話が来るわ、
アパートに押しかけてくるわで、
結果会社を辞めることになってしまったそうです。

 

その後の再就職先・転居先は当然のことながら
実家には知らせず、

実質親と縁を切る形になった、とのこと。

2つ目は、人格否定をされ続けてきたやはりお嬢さん。

 

確かに幼い頃、失敗すると
「お前が悪い」と叱られることはあったけれど、

自分ができないから悪いんだと、幼心に納得し、
ごく普通の親だと思っていたとのこと。

 

ところが小学校中学年で、
仲が良かった友達と些細なことで喧嘩をし、
それを親に話したところ、

「お前が悪いのではないか」と言われて、
カチンときたお嬢さんは反発。

 

そこで、思わず言い返したところ、
「そんなんだから友達に嫌われるのよ」と、人格否定が始まり、

それ以来「友達ができない協調性のない子」との見方を
されるようになってしまったらしいです。

 

幼い頃から「お前が悪い」と叱られていたのなら、
この件は問題が表面化するきっかけだったと思われますが…。

 

そして大人になった現在、
恋人を親に紹介できないとか。

 

以前お付き合いをしていた方を親に紹介したところ、

両親ともども、お相手に向かって
「こんな娘でいいのか」
「同情で付き合っているのではないのか」
とさんざん言われ、

その後は「お前なんかを本当に思ってくれる人はいない」と
半ば強引に別れさせられたようです。

 

こうなると、子どもが幸せになることを否定している、
としか言いようがありませんね。

その他にも、ネットで調べてみると、
いろいろと考えられない話が出てきます。

 

中には、自分もそういう「毒親」に育てられたから、
親と同じような子育てになってしまった、と言うのもあり、

世代で世襲していく様子もうかがえます。

 

ここらで毒親の因縁を
断ち切りたいものですね。

 

あなたの心、ふわりと軽く♡