年末・お正月を挟んだせいで、
ちょっと間が開いてしまいましたが、

12月最終ブログ「毒親になる原因1」
の続きです。

 

原因の第3番目として、親自身が
毒親に育てられたということも挙げられます。

子育てとはどういうことかがわからず、
自分が親に育てられたように我が子を育てる、
と言うことですね。

 

子どもは親を無意識のうちに信頼し、信用します。
なので、親の考え方をそっくりそのまま
受け継いでしまうのです。

 

自分はこう育てられた、
そしてちゃんと社会人になった、
だから自分の親がしたような子育てでよい、とのことです。

 

つまり、自分が成長してきた時の気持ち、
反発心や理不尽さをすっかり忘れて、

また現在、自分が自分の親に対して
抱えている想いも無視して、

自分が社会生活を営める大人になっていると言う
結果だけ見ているということです。

 

反対に、そうしなくちゃやっていられない、
との深層心理もあるとは思います。

でないと、自分のアイデンティティ
(自分は親に愛されて育ってきている)が
崩壊することもありますから。

 

子どもとして、親に愛されていないと思うのは
とても辛く悲しいことですもん。

 

それから、これはまれな例らしいのですが、
反対に理想の子育てを受けてきた人が、
我が子には真逆の接し方をしてしまうこともあるようです。

 

第4に、病気が
毒親の原因になっていることもあるということ。

 

ストレスや不安から何らかの精神的疾患を抱え込んで、
その苛立ちや不快感を子どもに吐き出すということです。

こういった親は思い込みが激しく、
事実を歪めて自分の都合のいい解釈をします。

 

現代社会、ストレスが溜まって
自分でも気づかぬうちに心が追い詰められ、
精神的に病むこともあるのです。

 

少しでもご自分に疑いを持っているのならば、
カウンセリングを受けるなり、
心療内科を受診するなり
していただきたいと願います。

 

いずれにせよ、いずれの毒親も、
親心と支配を混同しているようです。

親心とは子どもの要望に応えることであり、
支配は子どもが望んでいないことを強要することです。

 

ただ、要望に応えるとは言っても、
やはり善悪の区別や社会的規範は守らなければならず、
それが躾と言う形を取るのだと思います。

 

そして親子関係と言えども、
人間関係の一つの形なので、
コミュニケーションは大切。

毒親にならないためには
親子で話し合うこと、だと私は思います。

 

あなたの心、ふわりと軽く♡