ここまで、毒親について
いろいろと述べてきましたが…。

 

では、このような毒親の影響を
どのように拭い去っていけばよいのでしょうか?

 

毒親対策として、はっきり言って1番いいのは
距離を置き、絶縁すること。


よく、「過去と他人は変えられない」と言いますが、
まさにその通りで、

 

特に親子関係は甘えが出てしまうため、
悲しいですが、修復は難しいのです。

 

親を変えようとしても、変えられず、
傷つくのは自分なのです。

 

経済的に許されるのなら、
ぜひとも家を出て自立し、
親とは一切連絡を取らないことをお勧めします。

すでに自立できているのなら、あとは絶縁ですね。

 

それから、カウンセリングを受けるのもよいでしょう。

 

やはり一人では
なかなか心の問題を解決できないものです。

アドバイスをもらって対処法を身につけ、
悩みが解決できるように
専門家の手助けを借りるのも一つの方法です。

 

病院を受診するのは、
きちんと考えてからにしてくださいね。

でないと病歴が付き
薬で症状を抑えることとなり、
返って問題をややこしくしてしまうこともありますので。

 

どうしても、家にいながら解決したい、
と思うのなら、まずは覚悟を決めること。

 

自分の親を毒親と認定し、
どういったことが親として逸脱しているのかを
きちんと考えてください。

 

自分に対する影響はどうなのか、
自分はそれを理不尽と感じるのか、
親の愛情として受け入れられるのか、受け入れられないのか。

あなたが受け入れられないのなら、
それは親の愛情ではなく、
親の一方的なエゴなのです。

 

そして、そういったあなたが嫌だと思う部分が
色濃く出る出来事が起こったのなら、
その場で親に自分の気持ちをそのまま伝えます。

 

あいまいな態度は決して取らず、
毅然とした態度で臨むこと。

「嫌なことは嫌だ」とはっきりと伝えること。

 

自分の思いを伝えるのは
親不孝でも何でもありません。

 

あなたの成長の証で、
自分で考えて自己主張ができるようになったと、

本来なら親の喜ぶところなんです。

あなたの成長を喜べないのは、毒親だからです。

 

反対に自分が毒親なんじゃないかと思ったら。

 

まず子どもとの距離を置くこと。

子どもを自立させたり、
むやみと連絡を入れないようにしたりすることですね。

 

やはりカウンセリングを受けるのもよいでしょう。

 

子どもがまだまだ自立できる年齢や段階ではない場合は、

仕事を始めたり、趣味を楽しんだりして、

子育て以外の、
自分が夢中になれるものを見つけることです。

あとは自分に自信をつけるとともに、

自分の中の「いい子」「いい母親」の定義を書き換え、
周りの目を気にしないこと。

 

自分の幼少期のことを思い出し、
自分が幼い時に母親にしてもらいたかったことを
代わりに子どもにするよう心がけること。

 

子どもがまだ小さいのなら、
そして子どもを前にして
あなたの心がざわつかないのなら、

ハグをしてみてください。
何かしら心に変化が起こってきます。

 

ここに書いたのは、ごく一部の対処法。

いろいろとありますので、ネットで調べて、
ご自身にあったものを選んで実行してみてください。

 

あなたの心、ふわりと軽く♡